樹脂粘土のやすりの選び方と削り方!初心者向けの削り方と仕上げ方法

タイトル 樹脂粘土

樹脂粘土を削るとき、どんなやすりを使えば表面をつるつるにできるのか迷っていませんか?

適切なやすりの番手や削り方を知ることで、より滑らかで美しい仕上がりになります。

この記事では、樹脂粘土の表面処理に必要なやすりの選び方や削った粉の対処法、研磨後に艶を出すコツまで詳しく解説します。

100均で手に入るおすすめのやすりや、削る際の注意点も紹介するので、初心者でも安心して作業を進められます。

理想の仕上がりを目指して、樹脂粘土のやすりがけをマスターしましょう!

この記事でわかること
・樹脂粘土の削り方と表面をつるつるにする方法
・適切なやすりの選び方と番手の使い分け
・削った粉の処理方法と作業時の注意点
・100均で購入できるおすすめのやすりと活用法

樹脂粘土用のやすりの基本と仕上げ方

樹脂粘土の削り方

樹脂粘土の削り方

樹脂粘土を削る際は、乾燥後にやすりを使って形を整えます。乾燥が不十分だと割れやすくなるため、しっかりと乾燥させた状態で作業することが大切です。

削る工程では、目の粗い紙やすりから始め、徐々に細かい番手に変えて仕上げます。粗い紙やすり(#180~#240)を使って大きな凹凸を整えた後、中間の番手(#400~#600)で表面を均します。

最後に、さらに細かい番手(#800以上)で滑らかに仕上げると、後の塗装や加工がしやすくなります。

やすりがけの際には、細かい粉が出るため、マスクを着用し、作業後は表面を軽く湿らせた布で拭き取るときれいに仕上がります。

また、削る際に強く力を入れすぎると、割れたり変形したりする原因になるので、優しく削ることがポイントです。特に細かい部分や薄い部分は、カッターや彫刻刀を使って丁寧に整えると、破損を防ぎながらきれいな形に仕上げられます。

表面をツルツルにする方法

表面をツルツルにする方法

樹脂粘土の表面をツルツルにするには、適切なやすりがけと仕上げ処理が重要です。やすりを使うことで表面の凹凸をなくし、コート剤やニスを塗ることでより滑らかで美しい仕上がりになります。

まず、乾燥した粘土に細かい番手のやすり(#400~#800)をかけて表面を均します。仕上げに#1000以上の超微細なやすりや、耐水ペーパーを水で湿らせながら磨くと、さらに滑らかになります。削り終えた後は、表面の粉を柔らかい布で拭き取ると、次の工程がスムーズになります。

さらにツルツルにしたい場合は、ニスやコート剤を塗布します。アクリルニスや水性ウレタンニスを薄く重ね塗りすると、光沢が出てより滑らかな仕上がりになります。

マットな質感を残したい場合は、つや消しタイプのニスを使うのもおすすめです。ニスを塗る際は、ムラにならないよう薄く伸ばしながら塗ると、均一できれいな表面になります。

ダイソー樹脂粘土の表面処理のコツ

ダイソー樹脂粘土の表面処理のコツ

ダイソーの樹脂粘土で滑らかな仕上がりを目指すには、乾燥前と乾燥後の両方で表面を整えることが重要です。乾燥前にしっかりと成形し、乾燥後にやすりを使って仕上げると、きれいな作品になります。

成形時には、水を少量つけた指やヘラを使いながら表面をならします。粘土が乾くと硬くなり削るのが難しくなるため、この段階でできるだけ凹凸をなくしておくと後の処理が楽になります。

さらに、表面にシワやヒビができそうな部分は、湿らせた筆やスポンジで軽くなでると整いやすくなります。

乾燥後は、紙やすりを使って表面を整えます。まずは#400~#600のやすりで表面を均し、その後#800以上の細かいやすりで仕上げると滑らかになります。粉が出るため、作業後は柔らかい布で拭き取るときれいになります。

ツルツルの質感を求める場合は、耐水ペーパーを使い、水をつけながら磨くのも効果的です。最後にニスやコート剤を薄く塗ると、より均一で美しい仕上がりになります。

削った粉の対処法

削った粉の対処法

樹脂粘土を削ると細かい粉が発生するため、作業環境を整え、適切に処理することが大切です。粉を放置すると部屋に舞い散ったり、作品の仕上がりに影響を与えたりするため、削る前から対策をしておくとスムーズに作業できます。

作業時は、新聞紙やシートを敷いておくと、削り終わった後の片付けが簡単になります。また、粉が飛び散るのを防ぐために、水を軽く含ませたキッチンペーパーや湿らせた布を近くに置き、こまめに拭き取ると良いでしょう。

やすりがけの際に、少し水を含ませた耐水ペーパーを使うと、粉の飛散を最小限に抑えられます。

削り終わった後は、掃除機や粘着ローラーを使って周囲の粉を取り除きます。特に細かい粉は、静電気で机や服に付着しやすいため、拭き取る際には湿らせた布を使うと効果的です。手や道具についた粉も、流水で洗い流すことでスムーズに落とせます。

樹脂粘土に使うやすりの選び方と活用法

樹脂粘土におすすめのやすりとは?

樹脂粘土におすすめのやすりとは?

樹脂粘土をきれいに仕上げるためには、適切な種類のやすりを選ぶことが重要です。やすりの種類や番手によって仕上がりが異なるため、用途に応じた選び方をすることで、より滑らかで美しい作品を作ることができます。

紙やすりは手軽に使えてコストも安いため、初心者にもおすすめです。最初は#400~#600の中目で形を整え、仕上げには#800~#1000の細かい番手を使うと滑らかになります。耐水ペーパーを使うと、水を含ませながら削れるため、粉の飛散を抑えつつ、より均一な仕上がりになります。

スポンジやすりは、柔軟性があり曲面や細かい部分にもフィットするため、立体的な作品の仕上げに向いています。特に、細かい凹凸をなめらかにするのに適しているため、樹脂粘土の表面処理に役立ちます。

また、電動リューターを使えば、時間をかけずに効率よく表面を磨けます。広い面を一気に整える際や、細かい部分を削る際に便利ですが、削りすぎに注意が必要です。用途に応じてやすりの種類を使い分けることで、樹脂粘土の仕上がりをより美しく整えることができます。

ダイソーの樹脂粘土を削るときの注意点

ダイソーの樹脂粘土を削るときの注意点

ダイソーの樹脂粘土を削る際は、乾燥状態の確認、適切なやすりの使用、削りすぎに注意することが大切です。粘土の質感が比較的柔らかいため、削り方によっては表面が割れたり、崩れたりすることがあります。

乾燥が不十分な状態で削ると、粘土がボロボロと崩れやすくなります。表面が完全に乾いて硬くなっていることを確認してから作業を始めると、きれいに削れます。

削る前に、作品を数日間放置してしっかり乾燥させるか、温度調整が可能なオーブンで軽く加熱して水分を飛ばすと、安定した状態で作業できます。

やすりを使う際は、最初に粗めの番手(#240~#400)で形を整えた後、細かい番手(#600~#1000)で仕上げると、表面がなめらかになります。

強い力で削ると削り跡が目立ちやすくなるため、軽く優しく磨くことがポイントです。また、粉が舞いやすいので、作業中はマスクを着用し、削り終わった後は湿らせた布で粉を拭き取ると衛生的に作業できます。

100均で入手できるやすり

100均で入手できるやすり

100均では、樹脂粘土の加工に適したさまざまな種類のやすりが入手できます。紙やすり、スポンジやすり、電動やすり用のアタッチメントなどがあり、作品の仕上げに合わせて選ぶことができます。

紙やすりは、ダイソーやセリアで手軽に購入でき、セットで売られていることが多いため、粗削りから仕上げまで一通りそろえられます。特に#240~#1000の幅広い番手がセットになっているものは、作品の表面処理に便利です。

また公式通販のダイソーネットストアでも入手可能です。

↓ダイソーネットストア
https://jp.daisonet.com/

スポンジやすりは、柔軟性があり、曲面や細かい部分をなめらかに仕上げるのに適しています。手にフィットするため、均一な力で削れるのが特徴です。特に、石粉粘土や樹脂粘土の仕上げに向いており、ツルツルの質感を求める場合におすすめです。

また、電動リューター用のやすりも100均で販売されていることがあり、小さな造形や細かい部分の研磨に使えます。ただし、電動工具は削りすぎに注意が必要なため、初めて使う場合は練習用の粘土で試してから作業するのが安心です。

100均のやすりを活用することで、コストを抑えながら樹脂粘土の表面処理を効率よく行えます。作品の仕上げに合ったものを選び、使い分けると、より美しい仕上がりになります。

やすりの番手は何番が適切?

やすりの番手は何番が適切?

樹脂粘土を削る際は、仕上げの目的に応じて適切な番手のやすりを選ぶことが重要です。粗削りから仕上げまで、番手を段階的に変えることで、滑らかできれいな表面に整えることができます。

大きな凹凸を整える場合は、#240~#400のやすりを使用します。この段階で形をしっかり整えることで、後の仕上げがスムーズになります。

次に、#600~#800の中目やすりを使うと、削り跡が目立たず、均一な表面になります。さらにツルツルに仕上げるには、#1000以上の細かい番手を使い、優しく磨くのが効果的です。

最終仕上げでは、耐水ペーパーを使用し、水をつけながら磨くと、より滑らかになります。特に、樹脂粘土のように表面の質感を重視する場合は、#1500以上の超微細なやすりを使うと、塗装やニスののりが良くなります。

目的に応じて番手を使い分けることで、理想の仕上がりに近づけることができます。

研磨後に艶を出す方法

研磨後に艶を出す方法

研磨後に艶を出すには、適切な仕上げ処理を行うことが大切です。表面をなめらかに整えた後、ニスやコート剤を使用することで、より美しく仕上げることができます。

ツヤを出すためには、最初に#1000以上の細かいやすりや耐水ペーパーを使い、丁寧に磨いておきます。表面の凹凸が少なくなるほど、光が均一に反射し、より自然な光沢が出ます。

次に、アクリルニスや水性ウレタンニスを塗り、薄く均一に伸ばします。ムラにならないように、筆を使って少しずつ塗るときれいに仕上がります。

光沢をより強調したい場合は、ニスを重ね塗りし、しっかり乾燥させると効果的です。また、柔らかい布で乾いた表面を軽く磨くと、さらに自然な艶が出ます。ツヤ消しニスを使用すれば、マットな仕上がりにも調整できるため、作品の雰囲気に合わせて選ぶとよいでしょう。

樹脂粘土用のやすりの基本のまとめ

記事をまとめます。

  • 樹脂粘土を削る際は、乾燥後にやすりを使い形を整える
  • 粘土の表面をツルツルにするには、細かい番手のやすりとニスを活用する
  • ダイソーの樹脂粘土は成形時に表面を整えると仕上がりが良くなる
  • 削った粉は湿らせた布や掃除機を使って効率よく処理する
  • 樹脂粘土のやすりは紙やすり、スポンジやすり、耐水ペーパーを使い分ける
  • ダイソーの樹脂粘土は乾燥が不十分だと削る際に割れやすい
  • 100均では紙やすりやスポンジやすりが手軽に入手できる
  • やすりの番手は#240~#1000を用途に応じて使い分ける
  • 艶を出すには、細かいやすりで磨き、ニスを薄く塗る
  • 研磨後に光沢を出したい場合は、ニスを重ね塗りし丁寧に乾燥させる

理想の仕上がりを目指して、樹脂粘土のやすりがけを楽しみましょう!

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